単身赴任マニュアル⑧「東京への帰り方」③

またまた東京への帰り方を紹介します!

 

以前も書きましたとおり、神戸と東京の間は新幹線か飛行機か。飛行機だったら神戸空港からスカイマークANA、あるいは伊丹空港からJALANAか、という選択になります。

 

今回は年末年始で早い段階で帰京の時期が確定していたので、仕事納めの12月27日(金)21時5分発のANAを予約しました。新幹線より安かったですからね。

 

ただこれが失敗に・・・

 

21時5分発にしたのは仕事で何が起こるか分からないので、余裕を持った時間帯だったこと。その前のスカイマークの羽田便は19時5分なのでちょっと早いですし。

ただ実際には年末なので仕事モードは全体的に薄れていたせいで、18時前には会社を出られました。一度家に帰って準備してもけっこう時間を持て余します。

 

そして帰宅してさあ準備!と思っていた矢先、ANAからメールが。「使用機材遅れのため21時30分に変更になりました」

 

まあ空港着いてから待たされるよりもいいかと思い、家でのんびり過ごし、20時過ぎに出発。JRで三ノ宮まで行き、そこからモノレールで空港へ。モノレールは空いていて、一番前の座席で優雅に移動しました。

 

空港内のお店はほとんど閉まっていて、空港着いてすぐに手荷物検査場へ。

中で待っていましたが、札幌から来て東京へ行く飛行機がなかなか来ない・・・

本当に21時30分に出発できるのか、と思っていたら案の定アナウンスで「さらに遅れます」とのこと。そういえば10月に初めて同じ便に乗ったときも30分くらい遅れたか・・・

 

結局出発したのは約1時間遅れの22時頃。

 

羽田到着は23時過ぎ。そこから京急と山手線、井の頭線小田急線と乗り継いで自宅まで。京急と山手線は空いていましたが、井の頭線はかなり混雑、小田急線に至っては下北沢から乗ったのが24時16分なのに、朝のラッシュ並みの混雑でした。忘年会シーズンだからなんでしょう。ただでさえ疲労困憊の中、大きな荷物を持ってこの混雑はきつかった・・・

 

つまり何が言いたいかといいますと、仕事がある日に東京に戻るときは新幹線にしましょう!ということ。多少は高くてもそれほど大きな差ではありません。特典航空券やスカイマークでかなり安いのを取れれば別ですが。

 

新幹線なら早めに仕事が終わったり、逆に遅くなったとしても変更も簡単ですし、遅れることもまずないですからね。一人だから満席で乗れないこともまずないですし。最悪、自由席ですが、地元の人によると帰省ラッシュ時でも新神戸から乗れば新大阪でかなりの人が降りるので、ほぼ確実に座れるそうです。

 

とにかく今回でANAの最終便(といっても1日に2便しかありませんが)を使うのはもうやめます・・・

 

単身赴任マニュアル⑦「関東と関西の違い」

東京(細かくいうと神奈川県や埼玉県に住んでいたこともありますが、通勤は東京でした)には学生時代から通算すると25年ほど住んでおりました。全国転勤ありの会社でシステムや数理といった専門職でないにも関わらず、これだけ東京勤務が長い人は社内でも例外でした・・・

 

それはそれとして、今回縁もゆかりもなかった関西に初めて住むことになって、関東との文化の違いなど、発見がいろいろありました。新たに関西勤務に決まった方に読んでもらいたいと思い、まとめてみました。

 

エスカレーターは左側を空ける

 これは有名なので関西での生活経験がない方でもご存じだと思います。最初は若干戸惑いましたが、今では東京に戻った時も右側に立ちそうなときがあります。なぜ違うんでしょうね。ネットで検索しましたが諸説あるようです。

 

女性専用車両が終日かつ車両の真ん中あたりにある!

 これ、今でも焦ることがあります。関東はほとんどが最後尾または先頭車両です。私の自宅近くを走る小田急線は最後尾、つまり新宿駅についたときいちばん後ろになります。これは専用車両を作る代わりに改札から最も不便な位置にした、と勝手に解釈しています。専用車両があるのは平日の朝のラッシュ時のみです。

 一方、関西は中間かつ終日女性専用車両を設けているところがほとんどです。なので、男性が誤って女性専用車に乗るリスクが非常に高いです。今でも乗った時に周囲に男性がいるかキョリョキョリョすることがあります。実際にもう10年以上前に日帰り出張で大阪に来たときに誤って女性専用車に乗ってしまったことがあります。ひと駅乗ってすぐに一般車両に移動しましたが、あの時ほどひと駅が遠いと思った瞬間がありません。

 そもそも関西は関東ほど電車が混まないので、女性専用車両っているの?とも思いますが、私が声を上げたところでどうにもならないので、これは気を付けるしかありません。

 

・関西の電車はクロスシートがある

 関東の電車はほとんどは有料特急でもない限りロングシートの車両しかないです。例外的に京急クロスシートがあった記憶もありますが。

 一方で関西はクロスシートの車両が普通にあります。阪急は少ないですが、JRや阪神、山陽にはありますね。これが快適!特にJRで大阪方面に行くときにありがたみを感じます。ふかふかのシートでしかも新快速は速いですからのんびり本を読んでいるとあっという間に到着します。神戸と大阪間は25分くらいですが、一時間乗っていても疲れません。ロングシートで1時間は結構つらいですよね。これも電車の混み方が違うからでしょうか?

 でも神戸に来て、関東の電車の混みようは半端じゃないことがよくわかります。電車の本数増やすのも限界ですので我慢するしかありませんが、逆に言うと関西は今の混み方でよく関東並みの本数が確保できているな、と思わなくもありません。当然いい意味での感想です。はい。

 

・うどん、そばの出汁が違う

 これも有名な話で関西は味が薄いですよね。緑のたぬきも関東と関西で味が違います。うどんは薄味でもいいですが、そばはやっぱり関東の濃い口のほうが好きで関西風の出汁になじめません。そもそも関西は粉もの文化ですからうどんのほうが売れるんでしょうけど。関東で立ち食いそばを頻繁に食べていた私からすると、関西にきて関東並みのおいしさを感じた立ち食いそば屋にはいまだ出会っていません。たぶん20回以上食べているはずですが。

 ちなみに立ち食いは関東は「そば・うどん」ですが、関西は「うどん・そば」と書かれています。私が見た限りの話ですが、ネットで検索するとやはりそういう違いがあるようです。

 

・言葉が違う

 そりゃそうでしょう。書くまでもありません。ただ関西に来て思ったのは例えばテレビを見ていて標準語をしゃべっているのを聞いても、「この人、関西の人だな」というのが分かるようになりました。やっぱり何となくイントネーションが違うんですよね。 

 でも俳優さんやアナウンサーだと関西出身でも関西出身だとわかりません。さすがです。神戸に住んで調べてみたのですが、北川景子さんや有村架純さん、戸田恵梨香さん、相武紗季さんは兵庫県の方ですが、普通にしゃべっているのを見ただけではわかりませんし、アナウンサーでも宇垣美里さんや大橋未歩さんが神戸出身だなんて言われないとわかりません。進藤晶子さんも大阪出身で神戸の大学出ていますが、言われなかったら東京出身といっても全く違和感ありませんよね。

 でもこうしてみると神戸出身の女優さんやアナウンサーってきれいな方が多いですね。

 

・納豆が普通に売っている(テーマから少しずれますが)

 関西人は納豆を食べないというのは都市伝説か?と思ってしまうくらい、スーパーに納豆が普通に売っています。私の自宅近くのライフがたまたまなのかもしれませんが、数種類の納豆が販売されていて、普通に手に取って買っている人をよく見かけます。休日の朝ご飯は納豆と決まっている私にとっては「神戸転勤になって納豆が食べられない・・・」と思っていましたが、杞憂に終わりました。

 

また思いついたら書いていきたいと思います。

単身赴任マニュアル⑥「プロ野球観戦」甲子園編

さて、今度は甲子園に限定した快適な観戦方法について。

 

チケットを購入するとき、座席をどこにしたらいいか迷いますよね。

今年甲子園には3回行き、最初の2回がアルプススタンド、もう1回が外野席でした。

甲子園QRチケットストアですと座席指定できます。ネットで購入して甲子園にある発券機でQRコードを読み込ませてチケットを入手する、という流れ。座席指定もできます。ちなみにビジター応援席はそのテリトリーだけの指定で通路側などの指定はできません。

 

私は球場でビールをたくさん飲むので、トイレに行きたくなりますから必ず通路側か前が通路になっている席を選びます。今回は通路側ではないですが前が通路になっている外野席を予約して、「いい席取れた!」と思っていました。が、甲子園は前が通路でも柵があるので出入りできないんです。買った後に気付きました。超ショック・・・ちなみに内野席でもそうです。

 

私は楽天生命パークと福岡ヤフオクドーム以外のすべてのプロ野球本拠地球場に足を運びましたが、他球場でこういう仕様になっているのは見たことがありません。なんでこうなっているんだろう・・・しかも甲子園の外野席はかなり狭い。ビールも気軽に飲めない環境です。

アルプススタンドはここまで窮屈さを感じなかったんですけどね。

 

しょうがないので、途中で席を立ってバックスクリーンの下に行き、ビールとウインナーを食べながらモニターで観戦しました。モニターだと若干タイムラグがありますので、ヒットが出たときなどの歓声とちょっとずれます。

 

その後しばらくして中日ファンの応援席近くの通路で応援しながら最後まで観戦しました。他球場だと通路に立っていると注意されますが、甲子園はそんなことはありませんでした。

 

今後は多少高くても内野席の通路側を確保したいと思います。

 

でもさすが熱狂的なファンが多い甲子園。レフト外野席でもビジター応援席以外はほとんど阪神ファンでした。

単身赴任マニュアル⑥「プロ野球観戦」

さて、単身赴任ですと自宅に戻らない週末はヒマです。

 

どうやって過ごすか?私は野球が好きなので、京セラドームに3回、ほっともっと神戸と甲子園にそれぞれ2回ずつ行きました。甲子園にはもう一回行く予定です。

私は中日ドラゴンズの大ファン。京セラの1回はオリックスとの交流戦、甲子園との1回は阪神戦です。(当然ですが・・・)

 

でも野球そのものが好きなので、中日戦以外でも見に行きます。あの雰囲気が好きなんですよ。球場で飲むビールは格別!

 

でも野球観戦って言ったって結構お金かかるじゃん!と言われそうですが、オリックス戦だとかなり安く手に入ります。

それは金券ショップで手に入れる方法。ただし神戸で野球のチケットを販売している店はなく(見つけられなかっただけかもしれませんが・・・)、試合前にちょっと遠回りして梅田で買いました。

 

5月に行った京セラドームの西武戦、内野自由席引換券を500円でゲットしました。これでも十分安いのに、なんと4枚まで引換えできるんです!私は1人でしたが、引換所で並んでいたら同じチケットを持った家族連れ4人組がいました。てことは1人125円!また8月に行った日ハム戦、こちらは内野B指定席を1,100円でゲットしました!この席、まともに買うと4,000円するらしいです。ただ指定席だと混んでいたので、そこには座らず、2階席のガラガラなところでのんびり見ました。

 

次に9月に行ったほっともっと神戸。これはなんとタダ!会社の先輩にJAF会員限定で2枚まで内野自由席と交換できる券をもらいました。JAF会員の会報に同封されているものです。私もJAF会員ですが、この件は関西版のもの。我が家に届くのは関東版なので見たことがなかったです。

甲子園はさすがに安いチケットは見つけられませんでしたが、アルプスか外野席なら2,000円前後でしょうか。

 

次にビール。球場のビールは高いですよね。京セラドームは1杯750円します。でも持ち込めば安い!京セラドームのすぐ隣にはイオンがあります。試合開始前はけっこう混んでいます。ここでビールとつまみを買い込むわけです。入口で紙コップに移し替えます。ほんとはいけませんが1本移し替えますといえばカバンに何本かしのばせておいてもバレません。私の経験ではまじめに検査するのは東京ドームだけ。あとほっともっとなら駅にある小さなファミマで買えます。

ただビールばかり飲み続けられないし、何本も持っているとぬるくなるので、酎ハイを売り子さんか売店で買います。酎ハイなら500円ですから。

余談ですが、先日ほっともっと神戸で売り子さんから酎ハイを買ったら「先日京セラドームにもいらっしゃいませんでしたか?」と聞かれました。私のことを覚えていたのも驚きですが、京セラからほっともっとに出張しているのも驚き。私は京セラもほっともっとも3塁側2階席で見ますので、おそらくそのお姉さんのテリトリーがそこなんでしょう。気を良くしてしまい、1杯で終わるはずが2杯注文してしまいました。。。相手の戦略通りです。

 

というわけで野球観戦は金がかかる!というイメージをお持ちの方、2,000~3,000円程度で十分飲んだくれることができますので、ぜひ球場に足を運びましょう!

せっかく神戸にいるのでJリーグヴィッセル神戸も行きたいな、と思ったらチケットがべらぼうに高い。ハーバーランド駅からわずか3駅なんですけど、そこまでしては・・・ですね。

単身赴任マニュアル⑤「東京への帰り方」②

以前、神戸から東京までの帰り方を書きました。交通のバリエーションが多くて選ぶのが面倒でもあり、いろいろと発見があって楽しくもあります。

今回、また新たな帰り方を発見しました!(小田急線ユーザー限定ですが・・・)

それは、新幹線から小田原まで行き、そこからロマンスカーに乗る、という方法。

そうなんです、小田原にも新幹線が停車することをてっきり忘れていました。

2時間に1本ひかりが停まります。これ、実は名古屋から一駅なんです!

ですので、のぞみと同じ感覚です。

今回使ったのはこのルート。元町の会社からそのまま帰ったので、起点は元町です。

元町(JR神戸線)⇒新大阪(のぞみ)⇒名古屋(ひかり乗換)⇒小田原(ロマンスカー)⇒町田(快速急行)⇒登戸(各駅停車)⇒小田急線の最寄り駅

え、名古屋で乗換?というところですが、新大阪からひかりに乗ってもいいのですが、値段は同じで所要時間は短いです。乗換と言っても同じホームの反対側なので、大きな荷物がない限り特に不便ではありません。それに新神戸駅じゃないの?というところですが、新神戸は地下鉄から新幹線の乗り換えに時間がかかります。新大阪の方がラクですし、値段も変わってきます。

で、そのお値段です。

まず王道のルート。

元町から新神戸駅は元町⇒三宮⇒新神戸よりも元町からもう少し山側に歩いて県庁前から乗るとします。

県庁前⇒新神戸(のぞみ)⇒新横浜(JR横浜線)⇒町田(小田急線)⇒最寄り駅

お値段は14,349円

さて、今回の小田原ルートは13,830円。その差額519円。※いずれも新幹線はスマートEX利用です。ちなみに新神戸からのぞみに乗り名古屋でひかりに乗り換えたとすると14,580円です。その差750円。

次に時間。王道ルートは3時間40分ほど。小田原ルートは4時間10分ほど。30分くらい余計にかかります。

値段は519円高いだけで30分も早く着くならそのほうがいいじゃん、と思えますが、新横浜から乗り換える横浜線が今回のように午後休みを取って帰るとなるとちょうど帰宅ラッシュに巻き込まれます。以前、休みを取らず会社終わって帰った時には日産スタジアムでのサッカー日本代表戦の終了時間と重なり、大混雑に巻き込まれたこともありました。それに町田駅でのJRから小田急までの乗換も距離があって面倒です。

ロマンスカーなら指定席で快適ですし、乗換後もラッシュとは反対方向なので空いています。新幹線から小田急線への乗り換えもスムーズですし、小田原駅のコンビニでビール買って寛げました!しかもロマンスカーVSEで新幹線の中で直前に予約したのに前展望席をゲットできました。

ネックは2時間に1本のひかりしか使えない点ですが、このルートもあり!と個人的には思っています。

単身赴任マニュアル④「住まい・家財の選び方」

②で主に立地について書きました。

次は住まいと家財にフォーカスを当てたいと思います。

 

25㎡の1Kです。②ではワンルームと書きましたが、よく見たらキッチンと部屋の間にドアがあるので、1Kが正当ですね。

 

<間取り>

まず、②でも書きました通り、部屋は25㎡あれば十分です。

広いと掃除が大変ですし、単身赴任は独身と違ってすぐに必要でないものは自宅に置いておけばいいわけだし、テレビも薄型なので。独身時代は大きな本棚がありましたが、読まないけど捨てられない類のものは自宅に保管しておけばいいだけ。そもそも最近、雑誌などを除いてKindleで本を買っているので、本そのものが少なくて済む時代です。

あとベランダに一応、洗濯用の竿掛けがありますが、狭いのでほとんど使っていません。ではどうしているか?ベランダの手前に天井から竿掛けがぶら下がっているのでこことバスルーム内に干しています。それだけでは少なくない?と思われがちですが、一人暮らしには十分です。一人用洗濯機ではそもそもそんなに洗濯できませんし。

お風呂で乾くか?ですが、24時間換気ではなく普通の換気をしておけば乾燥機能を使わなくても一晩でかなり乾きます。

あとキッチンですが、これは狭い!まな板置くスペースや洗い物を置くスペースがほとんどないので。単身赴任前はしっかり自炊するぞ!と思っていましたが、これだとその気が失せてしまいました。。。だったらキッチンンの広い物件にすればよかったじゃん!という話ですが、もろもろトータルで考えたときにキッチンを犠牲にしました。コンロはガスが2つあります。

 

<家財>

次に家財。洗濯機、冷蔵庫、電子レンジは私と入れ替わりで神戸から東京の自宅に戻った方から譲り受けました。どうやって受け渡ししたか?洗濯機と冷蔵庫はヤマトホームコンビニエンスの大型家具家電の配送を手配してもらい、その配送費用を私が負担しました。15,000円で配送から取り付けまで完了。電子レンジはわざわざ送料かけなくても自力で何とかなるので、会社に置いておいてもらい、会社の営業車で持って帰りました。すべて揃えたら10万円近くするので、助かりました。

 

ただ機能的にはシンプルで特別な機能は何もないものですが、まあ一人暮らしですからそれで充分。電子レンジだって温めと解凍ができれば問題なし。パンは食べないので焼く必要もないですしね。

 

非常に便利なのは前の職場で送別の品でねだってもらったタイガーの電気ケトル「わく子」。倒れてもこぼれない、蒸気が出ない。それだけではなく湧く時間が早い!例えばコーヒーを飲もうと水を入れ、スイッチを入れ、レギュラーコーヒーパックのセットをすると終わったころにお湯が沸いている!インスタント味噌汁もそうです。なかなか感動ものです。東京の自宅に戻ってやかんでお湯を沸かすとイライラするくらい違います。

 

あと電気製品で買ったものはテレビと掃除機。テレビはどうせ買うならと奮発しって43インチの4Kテレビを買いました。そんなにいいの買わなくていいのに・・・と言われそうですが、単身赴任だと時間があるので、テレビを見る機会が増えます。家族で住んでいると娘と常にチャンネル争いをしないといけませんが、一人暮らしなら独占できます。ネットにつなげばアマゾンプライムやYou  Tubeも見られます。しかもJCOMも入れました。何よりも野球好きですから。特に土日はデーゲームを録画して夜にビール飲みながら観戦するのが定番です。

掃除機はコンパクトなステッククリーナー。これなら場所を取りませんし、気軽に掃除ができます。あとは扇風機。エアコンがあるとはいえ、扇風機があればエアコンの電気代が少なくて済むし、洗濯物を乾かすのにも使えます。アマゾンで一番人気だったコンパクトなDCモーター型でかつ天井に角度がつけられてサーキュレーターとして使えるものにしました。

 

家具はベッドとテーブルセット。ベットは独身時代に使って、自宅でほとんど使われていなかったシングルベット。ただし買ってから20年経ち、マットレスがかなり汚くなっていたので、ニトリで購入。意外と安く1.5万円くらいでした。しかも圧縮されてくるくる巻かれて売られているので、持ち帰りができました。テーブルセットは引っ越し翌日に神戸IKEAで購入。ただし配送が必要で、配送が混んでいて到着は2週間後。それまでは段ボールをテーブル替わりにした侘しいものでした。。。あとIKEAは配送料3,000円のほかに配送希望日が15日以上先になると「留め置き料」などというものが2,000円かかります。でもこれってIKEAの都合じゃん!かなり納得感がないですね。私の場合、平日は仕事で受け取れないので次の週末には欲しかったのですが、そこはいっぱいでその次の週末になったため、15日ぎりぎりでした。

 

テーブルセットは邪魔にならないか?と思うかもしれませんが、床に座るよりも食事したりパソコン使ったりするにはテーブルセットのほうが断然ラクです。

 

というわけで、いろいろものを揃えるのにかれこれ20万円くらいかかったでしょうか。

引越手当金が10万円。物件探しのための往復交通費とホテル代を考えるとかなりの出費です。ですがただでさえストレスが溜まる単身赴任生活で少しでも快適に暮らすためには必要経費だと思っています。

単身赴任マニュアル③「東京への帰り方」

さて、単身赴任ということは自宅があるわけで、私は東京の小田急線沿線にマンションがあり、妻と小学校1年生の娘が暮らしています。

月に何回帰るか?ですが、私は月2回ペースです。会社の単身赴任の先輩から「お子さん小さいから2回は帰ってあげないと!」という助言もありましたし、そうでなくても子どもに会いたい気持ちが強いです。毎週帰りたいくらいですが、お金と体力を考えるとそうもいきません。ちなみにお子さんがすでに成人の先輩は、ゴールデンウィーク、夏休み、正月くらいしか帰らない、という人も。

さて、神戸と東京、さまざまな手段があります。

 

・新幹線

 新神戸から新横浜までのぞみでおよそ2時間半です。前後の在来線を加えればドアツードアで4時間程度でしょうか。2時間半は意外と長いです。特に名古屋と新横浜間はノンストップなのでついついビールを飲みすぎてしまう。新幹線の料金はEX予約で13,590円です。EX予約というのはJR西日本のクレジットカード会員になると割引で乗れるもの。カードの年会費は1,000円ですが、普通に買うと片道14,970円ですので、片道で元が取れます。金券ショップで買ってもほぼ同じ値段ですし、EX予約だとスマホで簡単に予約変更ができますし、クレカ会員になってしばらくしてから送られてくるEX-ICがあればチケットレスで乗れますからとても便利。

 ちなみにEXグリーン早得というものがあります。これはひかり限定なのでのぞみより25分ほど余計にかかりますが、3日前までの予約で座席に限りがあるもののプラス800円の14,390円でグリーン車に乗れます。1回使いましたがグリーン車は家族連れがいないし、パソコンでカチカチやっているサラリーマンもいないので、静かで快適でした!

 それと家族限定のEXのぞみファミリー早得もお得です。3日前までの予約かつ土休日のみですが、妻と子が神戸に来たときに使いました。二人で片道3,700円も安く乗れました!ただし、妻と子の分はきっぷの発券必要で、会員本人のクレジットカードが必要でしたので、神戸駅の券売機で発券して家族が神戸に来る直前に帰宅したときに手渡ししました。その点注意が必要です。

・飛行機

 神戸空港からスカイマークとANAが羽田まで飛ばしています。ただANAは早朝と深夜なので使いづらいです。ですのでスカイマーク一択になりますが、時間帯や日によって値段がけっこう違います。1万円切ることもあれば新幹線より高かったり、JALやANAの伊丹ー羽田便より高くなることも。安く買えればスカイマークですね。ちなみに金曜日の午後休みを取って、15時10分のスカイマークに乗れば自宅に18時ころには着くので、夕食に間に合います。しかもこの時間なら安く買えることが多いです。

 あとは伊丹空港からのJALとANA。ちなみに伊丹空港へは高速神戸から直通で十三、そこから蛍池まで行き、モノレールで空港まで。乗換2回あって面倒ですが、1時間程度で到着します。前回は東京行くときは新幹線でしたが、帰りは新幹線やスカイマークより安かったANAにしました。ちなみに私はJAL派でマイルもしこたま貯めていますが、たまにはANAにしようと思って4年ぶりに乗りました。伊丹も羽田もJALとは搭乗口が違うので新鮮でしたが、JALのシートのほうが快適ですね。

 先ほど触れたJALマイルについて。伊丹ー羽田は航空会社にとってドル箱路線ですので、なかなかマイルの空きがありません。例えば月曜日に休みが取って羽田からマイルで帰ることはできますが、金曜日の午後以降や日曜日の午後以降は至難の業。

 こんなとき、これは神戸へ戻るときですが、日曜日の夕方の成田ー伊丹便なら実は空いている確率が高い!しかも時間は16時55分と18時25分にあるので時間帯としてもちょうどいいです。一度18時25分発の便にマイルで乗りました。国際線機材のB787でしたので快適でした。ただ、成田まで行くのに時間とお金がかかります。有楽町や東京駅から1,000円のバスがありますが、今年5月に初めて乗ったとき渋滞で1時間で着くところ2時間かかり、もう5分遅れたら飛行機に乗れなかった苦い経験があるので、少なくとも行きでは二度と使いません。なので、普通列車でもいいけど飛行機代タダだから奮発してスカイライナーに乗り、日暮里駅構内のファミマでビールを買って飲みながら優雅に過ごしました。が、これがいけなかった。成田空港の国内線はたまたまなのかいつもなのか、飛行機が動き始めてから離陸まで渋滞が発生してなかなか飛ばない。この間トイレには行けないので、30分くらい我慢して辛い思いをしました・・・国際線に乗った時はこんな想いをしたことなかったんですけどね。みなさん気を付けましょう。

・高速バス

 これは使ったことがないです。単身赴任で週末帰るのにバスでは時間のロスが大きいですし、例えば金曜日に夜行バスで帰るとしてもぐっすり眠れないので、自宅についても寝て過ごすことになってしまいますので。

 

ということで私は新幹線、スカイマーク、JAL、ANAといろんな組み合わせで利用しています。これがベスト!というものはないので、選ぶのが面倒かもしれませんが、個人的には選ぶのが楽しいので、苦になりません。もっとも単身赴任自体は辛いものなので早く家族一緒に東京で暮らしたいです・・・